2017年1月26日木曜日

tumblrのススメ





人気SNSのtumblr、人気という割にあまりやってる人見かけない事ってないですか?
実際私の友達でもやってるという人ほとんどいません。
今日はtumblrについて利用している私が話をしてみたいと思います。


まず私の経験から言います。
まず最初にtumblrをやり始めて感じたのは、まったくリアクションがない事です(笑)今のようにイラストを投稿していたのですが、本当にリアクションがなかったです。インスタグラムをやっている方ならわかるのですが、結構気軽にいいねボタンを押してくれますよね。リアクションがない、これが最初の印象。
ただ根気よく投稿していたら、三ヶ月くらいでやっといいね押してくれる方がいて本当に嬉しかったです。
最初の我慢、これがデメリットでしょうか。

メリットの部分なんですが、これは結構あるもしれないです。
三ヶ月くらいでいいねとフォロワーがやっとついた私。その後もイラストを変わらないペースで投稿して行きました。半年くらいでしょうか、ある時期を境にフォロワーが増えるペースが早くなって行きました。気づいたら2000、3000、そして今では約4200人程います。
インスタグラムも始めたのもほぼ同時期だったので、これには驚きました。(インスタグラムは現在約300人) このことについての私の推測なんですが、tumblrとインスタグラムの求める価値観の違いにあると思っています。
tumblrは非日常、インスタグラムは日常を求める傾向にあるという事。実際、tumblrはインスタグラムに比べてアート系の投稿が多いです。つまりイラスト系の投稿はフィットしているのではないかと思います。

まだメリットはあります。このtumblr、投稿のレベルがあまりにも高い事です。私もたまにtumblrを見回しているのですが、たまにどうやったらこんな作品作れるの!?っていうのに巡り合います。(写真、ポエム、イラスト、絵画問わず)
私がイラストに詳しいのもtumblrを見ているという事が大きいかもしれません。
質の高い作品、でも製作者は無名、こういう作品に巡り逢えてしまうんです。インスタグラムではインスタグラマーと呼ばれる有名な方たちがやはり多くのリアクションの反応をゲット出来るかと思いますが、tumblrは違うんです。基本的に無名であっても多くの反応を得る事が可能だと思います。リアクションに公平なんですね。

実際それがわかるものを私の例でお見せしましょう。


上の画像はあの有名なアディダスオリジナルスの公式tumblrページにある画像です。tumblrではリアクションが他のsnsと同じように数字で表示されます。画像の左下の小さい数字を見てください。95リアクションとあります。


















上の画像は私が描いたイラストです。右の数字を見ると139リアクションとあります。アディダスオリジナルスの投稿よりもリアクションが多いんです。
こういう事というのはインスタグラムではあり得ないことですが、tumblrではたまに起きます。そもそも基本的に皆さんスクラップブックのようにリブログしまくるので誰が有名とか、人気とか関係ないんですよ。こういうところは公平に作品を見てほしい方にとっては助かるポイントだと思います。

いかかでしたでしょうか、今日はアート系snsのtumblrについて書かさせて頂きました。やってみると面白いものに出会えるかもしれないですよ。





2017年1月22日日曜日

アーティスト: マーガレットキルガレン


今回紹介する方は昔のアーティストなんですが、
私の大好きなアーティストなので紹介したいと思います。

と、その前にある話をしたいと思います。
皆さんイラストにも流行りがあるってご存知ですか? え、そんなのあるのって思うんですが、実際あります。大抵人気イラストレーターがその波を作るんですが、もっと奥を覗いてみるとマスターピース的な存在が隠れているのです。
最近、よく見るのは唇の厚い女性のイラストです。これ結構いろいろなイラストレーターが描いているのを目にします。女性誌などでかなり多いですかね。ただ私が唇が厚い女性の絵と想像するならあるアーティストの絵を想像します。それが今回紹介するアーティストのマーガレットキルガレンです。



私が彼女の事を知ったのは映画を観てのことです。
今から八年位前かな、予告が面白そうで観たのがこの映画。


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この映画を観て衝撃を受けましたね。
内容は1990年代、アメリカの話で、スケボーを乗り回し遊びまくったり、ストリートペイントをしたり、いわゆる主流の社会からはみ出しているよういるような人達がアートシーンを変えていくというドキュメンタリーです。この映画、出ている人全てが今やアメリカでは伝説のアーティストなっています。
で、このドキュメンタリーで紹介される人の中でも異彩を放っていたのがマーガレットキルガレンでした。
マーガレットキルガレン。英語表記だとMargret kilgallen。(彼女はイラストレーターではなくアーティストです。)1967年10月28日に生まれ、主にサンフランシスコで活動し、2001年6月に他界しました。
本人です。

彼女の作品というのは、日本の「禅」の精神に影響があるといわれています。


上の作品も物や人をシンプルに描いています。満面のバラより一輪の花、日本的なそんな考えてが見えてきませんか?生産社会に静かに訴えるものがありますよね。
そして彼女のもう一つの特徴と言えば大胆なアメリカのクラフトワークが下地にある、レタリング(文字)です。

文字のおかげで、メッセージ性に加えて大胆さがありますね。色彩感覚も女性ならでは繊細さがあってとても綺麗です。

実は彼女の夫もアメリカのストリートアートシーンでは最も重要人物とも言われるバリーマッギーです。

いかがでしたでしょうか。今回紹介したのはサンフランシスコを中心に活躍したマーガレットキルガレンでした。死後さらに評価が高まっています。さらにチェックしてみるのもいいかもしれないですね。


2017年1月19日木曜日

Starbucks Touch the drip




スターバックスのホームページを見てたらちょっと気になったものが。


これはスターバックスとビームスがコラボレーションしたもので、
非接触決済チップ「FeliCa」を採用したキーホルダー型スターバックス カードなんです。
限定販売らしいですね。発売は1月20日オンラインストアからです。(今日は19日なんでギリギリこの記事書けて良かった)

スターバックスカードと同じ認識でチャージしたマネーをこのキーホルダーにかざすと使えます。
こんな感じ

個人的にこれ結構便利かもしれないなと思いました。
私財布にたくさん書店のカードやら会員証などが入っていて、いつも会計の時にカードを探すのに時間かかっていて大変なんです。
これだったら鍵と一緒に付けていればすぐ差別化できてすぐ会計出来ますしね。



色は五種類です。

手作業で入れたステッチ仕上げ

ビームスがプロデュースしているだけあって作りこみも丁寧そう。
最近iPhoneもSuicaに対応しましたが、決済自体をオシャレ感覚で、
というビームスの姿勢は面白いですね。
今回のキーホルダーなんですが、一粒の「雫」をイメージして作られたみたいです。
グリーンとホワイトはすぐ売れてしまいそうな予感がしますね。

値段は4,240 円~(本体価格 3,000 円+税 / カード入金 1,000 円以上)
限定販売なので無くなり次第終了です。

スターバックス→http://www.starbucks.co.jp/

良かったらチェックしてみてください。


2017年1月16日月曜日

アーティスト:Artjeeno.




今回紹介するのはタイのアーティストのartjeeno さん。男性です。
この方は調べたところ、漫画家もやられているようです。
では絵を見ていきましょう。



味がありますよね~。漫画調なのに味があります。日本の影響も色濃く感じます。
線もかなり滑らかですが、違いを作っているの間違いなく塗りにあります。
そう塗りなんです。



塗りというのはかなり難しいもので、ただリアルに塗ればいいというわけではありません。正直塗りが上手い人って正直まれです。
このArtjeenoさん、わざと気持ち悪い感じで塗っているんですね。グロテスクな感じで。
そうすることで生々しい人物の生きてる鼓動が伝わってくるんです。

漫画調なんだけど、グロテスクな塗り、この形で違いを作っているんですね。
こうゆう絵を描く方というのはこの世界ではまれです。いわゆる絵画と漫画の中間のような位置ですね。日本では松本大洋さん、井上雄彦さん、フランスだとバンドデシネあたりぐらいかな。
そもそもこうゆう絵というのはキャラクターが描けて初めて行きつけるくらいのレベルの高い絵です。
正直このレベルの方がアジアにいるんだなと本当に驚きました。
常々思うんですが、外国人の方は我々日本人と生きてきた環境が違います。なので我々からだと物凄い新鮮な気持ちで見れるんですね。
でもそうゆう人なんてどうやって探せばいいの?
なんて思ってる方、このブログを見てください(笑) 皆さんにもっとイラスト、絵に気軽に興味を持ってもらえたら嬉しいです。





このartjeenoさん、最初に書いたように漫画家もやられています。
欲しい!(笑) ただ多分ですが、今のところタイ語だけのようです。
日本語訳が出ればいいですね。

いかかでしたでしょうか。
彼のサイトはhttp://artjeeno.tumblr.comです。
以上、今回はタイのアーティストのartjeenoさんでした。

2017年1月5日木曜日

風の歌を聴け



皆さんこのDVDの映画知ってますか?


そうです。村上春樹さんのデビュー作「風の歌を聴け」の映画版なんです。
小説はこれですね。
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田舎に帰って来ている私なんですが、ちょっとDVDの棚を整理していたら、数年前に買ったこのDVDが出てきました。
私は、村上春樹さんの作品が好きで、八割くらいは読んでいるのですが、その中でもやはりというのはこの作品。数年前に映画化されたDVDがあると知って買っておいたのでした。

映画が製作されたのは1981年。映画の主演はあの小林薫さんです。ヒロインは真行寺君枝さん。私は当時生まれていないので、真行寺さんは存じ上げなかったのですが、この方物凄い雰囲気あります。いい意味と悪い意味で影を持っているなぁという感じ。はまっていると思います。

この作品を知らない方もいるかと思うので少しの説明をするとアマゾンでは

1970年の夏、海辺の街に帰省した<僕>は、友人の<鼠>とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。2人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、<僕>の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。

という説明。

まあ簡単に言うと青春映画なんですが、ただの青春物語ではないです。
村上作品を読んだことがある方はわかると思いますが。登場人物の冷めた感情表現、比喩表現、アメリカの匂いがする文章、これらのおかげで他の作品とは確実に違いがあります。

で、個人的に感じたのはこれかなり小説に忠実な映画です。これには結構驚きました。シーンの移り変わりもあまり削ってない印象。ちゃんとジェイズバーにも落花生の殻がちゃんと落ちてるんですよね(笑)
ただこの映画はメジャー映画ではないです。確実にアート映画です。メジャー映画の良さは何と言っても見やすさ。それはこの映画にはないんですが、小説を読むように観ればかなり楽しく見れるんじゃあないかと思います。まあファンだったら観て損はないでしょう。

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後最後に、小林薫さんて村上春樹さんに少し似てる(笑)


2017年1月4日水曜日

帰郷。

新年あけましておめでとうございます。
今福島の田舎に帰ってます。
ちなみに私は年末に実家に帰るときは、新幹線がすいているので、
行きのラッシュが終わってから帰ることが多いです。

帰った日はまったく雪が積もってなかったんですが、
今日はこの通り。
かなり積もってきました。

明日には満面の雪景色になりそうです。

改めてまして今年もよろしくお願い致します。

Nao